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【朗報】燃料費調整単価が下がってきた 中部電力ミライズ(2023年10月単価追記)

※2023年8月記載内容※
電気料金の燃料費調整単価が、下がってきています。

下記の表は2023年8月の中部電力ミライズの燃料費調整単価です。
特定小売供給約款は従量電灯Bなどで、時間帯関係ない電気料金のプランです。
基本契約要綱はスマートライフプラン等で、時間帯別の料金プラン、深夜電力が割安などのプランです。

上記は中部電力ミライズのホームページより
上記をみますと、2023年1月(2022年度)をピークに下がってきています。
最高額の2023年1月と、現在の2023年8月では、1kwあたり14.87円下がっています

2023年10月の単価追記(補助金額減少)
補助金を延長する予定

2023年10月は補助金額が3.50円にさがりました。(9月までは7.00円
10月のkWhあたりの燃料調整単価はマイナス0.73円です。
そのため、9月よりは支払う電気代が上昇します。
まだ燃料調整単価はマイナスでして、2021年2月に近い水準の単価です。
補助金ですが、この10月で終了予定でしたが、岸田総理は延長すると表明しています。
果たして今後いくらになるのか?
7.00円の補助金は2022年末から2023年1月の異常なほどの電気代急騰に対応した金額です。
現在はそれより燃料価格は落ち着いていますので、補助金額は減る可能性が高いと思われます。

※ここから再び2023年8月記載内容※
現在は激変緩和措置で、7円安くなっている

2023年8月現在、激変緩和措置で燃料費調整単価が下がっています。
それにより燃料費調整単価が本来4.43円の所、7円下がって マイナス2.57円になっています。

2022年12月から燃料費調整単価の上限(5.36円)撤廃。

燃料費調整単価は中部電力ミライズでは5.36円が上限でしたが2022年12月から燃料費調整単価の上限が撤廃されています。
但し上限が撤廃されたのはスマートライフプランなどの基本契約要綱の場合のみで、従量電灯Bなどの特定小売供給約款では上限は維持されています。
電力プランにより燃料費調整単価が2023年1月で6.94円の差、2月では7.15円の差がありました。
平均燃料価格が68,900円までは従量電灯でも、スマートライフプランでも燃料費調整単価は同じです。
この金額を超えた場合、従量電灯Bは上限でそれ以上燃料費調整単価は上がりませんが、スマートライフプランなどは上限撤廃されているので燃料費調整単価が上昇していきます。

2023年8月平均燃料価格が68,900円を下回ったので、燃料費調整単価は同額に

2023年8月は平均燃料価格が64,900円と68,900円を下回ったので、電気料金プランによる、燃料費調整単価の差はなくなりました

2023年9月は激変緩和措置が3.5円、10月以降は未定

2023年8月までは激変緩和措置により燃料費調整単価が1kwあたり7円下がっています。
これが2023年9月は3.5円になってしまいます。
2023年10月以降は決まっていません。
平均燃料価格は2023年2月をピークに下がってきていますが、また冬になると上がってくる可能性もあります。

2023年1月と8月との比較で、1kwあたり約17円電気代が下がった

2023年1月(2022年度)の最高額と、2023年8月との比較では、1kwあたりの燃料費調整単価は14.87円下がりました
(※内7円は激変緩和措置による)
それに加え、再エネ賦課金が2023年4月まで3.45円でしたが、2023年5月からは14円に下がりその差額が2.05円。
燃料調整費と再エネ賦課金を合わせて16.92円下がっています
(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)
今後のエネルギー価格は世界情勢により変わりますが、電気代が下がり少し気が楽になりました。

今年の夏はエアコン(冷房)を使おう

2023年7月と8月は、激変緩和措置の効果もあり燃料費調整単価がマイナスです。
久しぶりに1kwあたりの電気料金が安いですし、今年も夏は暑そうですので、冷房の使用をオススメします。

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