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澄家 風量測定の結果は?

24時間換気で一種熱交換換気のマーベックス社の澄家ですが、ちゃんと換気ができているのか?
ということで風量測定をしてみました。
そこで澄家の設置工事をした職人さんが風量測定器を持っているということで計測してもらいました
写真のものが風量測定器です(写真クリックで拡大)
四角い部分で澄家の排気口を覆うと、上の筒から空気が入ってきます。
その空気の流入量を、「風量測定器」(風速計)で計測します。
計測された風量は風量測定器での風量の秒速で計測されますので、筒の断面積と秒▶時(3600倍)して、1時間あたりの換気風量を計算します。
その換気風量をみると、LDKでは設計風量15.09に対して13.5しか計測されません。
2階洋室2では設計風量14.48に対して11.0しか計測されません。
合計でも25%マイナスの風量しか計測されませんでした。
ネットで調べると、風車(扇風機型、羽型)の風量測定器は、弱い風量計測には向いていないということでしたので、自作で澄家専用風量測定器を作りました。
それがこちら、Rigolo特製sumika風量測定器1号君
筒はホームセンターで売っているものを組み合わせて造っています。
風量測定器は、弱い風量でも計測できる熱線式の風速計で計測します。
この風速計は小数点2位まで計測可能で、より細かな風速が計測できます。
細かすぎて、測ってい最中に風速がブレるのですが、一定時間計測して平均風速をメモします。
それで計測した結果ではLDKは設計風量15.09に対し16.50なので9.33%オーバーですが、洋室2に関しては14.48に対して14.45なので差が0.03、割合で0.18%とピッタリといった感じの風量で計測されました。
合計でも設計風量130.48に対し、132.13で差は1.65㎥/h、割合で1.26%とほぼ設計通り計測できました。
それぞれの計測を表にまとめました。

どちらの風速計がどちらが正しいのかは、実は分かりません
風速計を試験機関に持っていき計測誤差を調べたり調整してもらわないと、どちらが正しいのかはハッキリしませんが
設計風量との差からしてRigolo特製sumika風量測定器1号君が正しい風量に近い可能性が高いと思われます。
結果としては、家全体では設計風量に近い値が計測されたとなりました。

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