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4.82025
GX志向型住宅とRigoloの取り組み

目次
■GX志向型住宅とは?過去の基準との比較
断熱性、省エネルギー性が良く、補助金もより多く受け取れる、GX志向型住宅を解説します。

160万円補助金がもらえる!50㎡以上でOK、年齢制限もなし!
GX志向型住宅で求められている性能は、これからの住宅を建てる上ではスタンダード基準であり、クリアすべき基準です。
一般的に高性能な住宅はコストが高くなりますが、補助金が160万円も支給されれば、そのデメリットも解消されます。
また長期優良住宅は床面積が75㎡以上必要でしたが、GX志向型住宅は50㎡以上で基準クリアになりました。(240㎡以下まで)
単身や二人暮らしの家で75㎡以下の家もありましたので、この面積基準の緩和は嬉しい内容です。
また補助金対応世帯も、子育てや若者夫婦世帯ではなく、全ての世帯に拡大されました。
こちらの投稿では、過去の基準との比較、今から建てるならどの基準の家がオススメか?
また、RigoloのGX志向型住宅への取り組みも掲載します。
■2025年4月義務化基準
当初の予定より、5年遅れて義務化された、2025年4月以降の住宅の省エネ基準になります。
断熱性能と一次エネルギー消費量を定めています。
2025年4月までは、日本の住宅には断熱性能が義務化されていませんでした。
極端な話、断熱材を一切入れていない無断熱住宅を建ててもOKだったので、義務化には大きな意義はあります。
実際には1999年基準ですが、今もこの基準の家がかなりあります。
2025年に義務化された断熱等性能等級4の性能は、1999年に制定された基準です。
できた当時の基準としては高性能で、「高断熱・高気密住宅」といってセールスされていました。
それまでの住宅は、この基準の半分程度の性能しかなかったので、それよりは随分と良い性能です。
断熱性能の計算が難しいといった工務店のために、屋根・天井・壁・床・窓などに「この基準の製品を使えば基準クリアとみなす」という「仕様基準」があります。
この仕様基準に関しては今でも多く使われています。(※YouTube動画で解説してます)
工務店を経営していますと、「値段が安い=売りやすい」となります。
そのため、今もこの基準の家は多くありますが、流石に断熱性能が低く、冬は寒い家になりますので、この基準の家では後悔します。
■ZEH水準の住宅 「補助金40万円」
断熱等性能等級が5になり、Ua値が少し向上しました。(※Ua値は値が小さいほうが高性能)
ただし、上がり幅は僅かで体感差は少なく、こちらの性能でも満足はできないと思います。
先ほどの断熱等級4の家に、窓だけアルミ樹脂複合サッシにするだけで、断熱等級5はクリアできます。
省エネ性能を重視していますが、正直言ってイマイチ性能です。
国の示す住宅においての省エネ性能基準は、「断熱等性能等級」と「一次エネルギー消費量削減」です。
断熱等性能等級5は、GX志向型住宅の基準と比べると低性能です。
また、一次エネルギー消費量削減については、「冷暖房、換気、照明、給湯」のエネルギー消費量を専用のWEBプログラムで計算し、基準より20%削減できているのかを確認します。
これも基準性能が1999年当時の家になっていますので、2025年の住宅設備で考えると20%削減は当たり前にクリアできる基準です。
ずっと国の断熱基準や省エネ基準が古いまま継続していたため、この性能でも高性能とセールスされていましたが、2025年の基準からしますと、イマイチの性能というのが正直な評価かと思います。
太陽光パネル設置で、ゼロ・エネルギー・ハウス
ZEH住宅とは、自分の家で使うエネルギーより発電して作り出すエネルギーのほうが多い家=エネルギーを使わない家ということで、「ゼロ・エネルギー・ハウス=ZEH」という名称を使っています。
細かく言うと、まず一次エネルギー消費量を20%以上削減し、さらに太陽光パネルで発電することで、このゼロ・エネルギー・ハウスを実現します。
■長期優良住宅 「補助金80万円」断熱だけでなく耐震なども規定
断熱性能、一次エネルギー消費量性能に関してはZEH水準と同じ「断熱等級5、一次エネ20%削減」です。
一次エネルギー消費量は「等級6」と記載ですが、20%削減なので同じ内容です。
ZEH水準との違いは、再エネ(太陽光発電)の基準がないことと、耐震、劣化対策、維持管理など、長寿命に関するいろいろな基準をクリアする必要があります。
また床面積が75㎡以上などの基準もあります。
長く住む家ですので、この基準はクリアしたいところです。
■GX志向型住宅「補助金160万円」これからのスタンダード基準
さて、いよいよGX志向型住宅の説明です。
まずは断熱性能が、「断熱等性能等級6、Ua0.46以下」になりました。
2025年基準でみると、これから家を建てるすべての工務店は、この断熱性能はクリアすべきであり、これからのスタンダード基準になるべきだと考えています。(※この性能はHEAT20G2とも言います)
この程度の断熱性能になると、リビング階段を作って吹き抜けで上下階をつなげる、廊下の扉をなくすなど、開放的な間取りを設計しても、寒さを感じにくくなります。
朝、目覚めたときに寒くて布団から出られない、ということはなくなります。
さらに各部屋の扉を開けておくことで、廊下、トイレ、脱衣所などとの温度差を少なくし、快適な生活が送れます。
具体的にはサッシを樹脂窓にして、少し断熱材を良いものにすればクリアできる水準で、難しい工事は必要ありません。
逆に、この程度の性能が作れない工務店は、あきらかな勉強不足になりますのでオススメできません。
Rigoloでは、この基準よりもう一段階高性能な断熱性能の家をご提案し、より快適な住環境をご提供しております。
一次エネルギー消費量は35%削減と、太陽光設置で100%削減
一次エネルギー消費量は35%削減となります。
給湯器をエコキュートにして、エアコンを効率の良いものに。換気扇などにも工夫が必要です。
当社Rigoloでは、普段から省エネ性能にこだわっているのでこの基準をクリアする家がほとんどですが、一般工務店ではクリアが難しい場合があります。
この基準がクリアできる家なら、光熱費はお値打ちと考えて良いです。
また太陽光発電を設置して、再エネ含め自分の家で使うエネルギーより発電して作り出すエネルギーのほうが多い家にする必要があり、通常5kw程度の太陽光発電を設置すればクリア可能です。
高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入
高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入が必須になりました。
HEMSでできることは、「エネルギーの見える化」です。
どこでどれだけエネルギーを使っているかが見えるだけですので、一見意味がなさそうにも思えますが、見えるから無駄が発見できますし、見えることでエネルギーを使う時間帯などの工夫ができますので、省エネにつながっていきます。
また、HEMSの製品によっては、AI技術を活用して効率的な電気の使い方を自動で制御するなど、住宅家電設備の自動化などにも対応しています。
■Rigoloでの取り組み
Rigoloでは、GX志向型住宅を積極的にご提案しています。
高い断熱性能を実現しており、GX志向型住宅で求められる性能を大きく上回るレベルでのプランニングも承ります。
また、強い耐震性や長寿命化、床下エアコンなど、Rigolo独自のノウハウでより快適な住環境を提案いたします。
補助金に関しては、完成時期、面積要件、立地条件など、諸条件があります。
詳しくはお問い合わせください。






