ブログ&コラム
8.162025
夏涼しくなるは嘘だった?「真」遮熱材実験

Youtube動画を公開いたしました。
遮熱材は効果があるのか?
遮熱材メーカーは夏の暑さが低減されるという宣伝をしております。
採用している工務店や販社さんなども積極的に遮熱材の効能をPRしています。
一方で断熱計算では遮熱材は無視して計算に算入はしません。
つまり断熱計算では意味がないと思っている=効果なしとしているとも言えます。
実際に効果があるのか?無いのか実験してみます。
タイベックシルバーで検証・実験装置の説明
今回は透湿防水シートで検証しています。
片方は一般的な安い透湿防水シート、もう一方は非常に有名なタイベックシルバーです。
実験装置は、住宅の壁構成に近い形で制作しております。
上から、熱源(電球)、外壁(ガルバ)通気層、透湿防水シート(一般・遮熱)、耐震ボード、断熱材(または無断熱)、プラスターボード、室内には温度計を設置しております。
今回は4種類の実験体で評価をしました
1:一般・断熱あり 2:遮熱・断熱あり 3:一般・無断熱 4:遮熱・無断熱

検証結果はどうなったか?

1青:一般・断熱あり 2赤:遮熱・断熱あり 3黄:一般・無断熱 4緑:遮熱・無断熱
結果は、1と2の断熱材ありの状態では、一般シートと遮熱シートとの差はありません。
観測機器の誤差程度でした。
3と4の無断熱では一般シートのほうが温度上昇が大きく、遮熱シートの効果はある状態でした。
仕組みを考えてみた

■遮熱シートのみ
太陽放射を弾きます。
温度は伝導します。
■住宅の場合
太陽放射の多くは外壁に吸収されます。
太陽光は角度がついているので面積当たりの放射熱量は下がります
外壁から放射が出ます
それを遮熱材が弾き返しますが、弾いた先は外壁なので吸収されます。
そうすると外壁は少し熱くなり、また放射が増えます。
という感じで、反射した熱は素直に抜けません。
ここで必要なのか、通気層の対流で、通気量が多いと差がでるかもしれません。
断熱材が入っていると伝導の熱は少なくなります。
動画を御覧ください
動画で色々と説明シておりますので、ぜひ動画をご覧ください。






