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工夫がいっぱいRigolo床下エアコン

■床下エアコンとは

床下エアコン

床下空間を利用してエアコンで温められた空気を送る暖房システムです。
一般的に床暖房は温水や電気を使いますが、こちらはエアコンの温風を床下空間へ送ります。
一口に床下エアコンと言っても、工務店により色々な特徴があります。
使うエアコンの種類でも、通常の壁掛けエアコンか、それとも床置きタイプのエアコンか?
エアコンの設置位置も、床に対して半埋め込みタイプか、床の上にでるタイプか?
空気を効率よく送れるような工夫がされているか?など、各社ノウハウがあります。
Rigoloの床下エアコンの特徴や、メリット、デメリットを紹介していきます。

■温度差が少ない快適な全館暖房

床下エアコンを採用すると、LDKだけでなく、脱衣所、廊下、トイレなども暖かくなります。
Rigoloの家は高性能ですので、家じゅうの温度差1~2度程度に抑えることができます。
また設定温度によっては、真冬でも室温25度、湿度50%と常春の空間で半袖で過ごすことも可能です。
通常は冬は長袖を着ていますので25度だと暑く感じますので、リビングで23度程度にすると省エネで快適な住環境になります。

■高断熱な基礎断熱を採用

基礎断熱

床下空間を利用するためには基礎断熱が必要です。
Rigoloはシロアリ対策もしながらの基礎内断熱工法を採用しています。
断熱材は、75mm μ値0.028または0.022高性能な基礎内断熱を採用しています。
通常6地域(名古屋など)での推奨される基礎断熱の性能値はR値:1.7ですが、RigoloではR値2.7またはR値3.4と、1.5倍から2倍の高性能です。(※R値は大きほうが高性能)
また住宅の断熱性能と気密性能も重要で、6地域(名古屋など)では、Ua0.46以下、C値1.0以下程度必要ですが、Rigoloでは余裕で対応できる住宅性能です。※詳しくは断熱性能の項目をご覧ください。

■床下空間に特徴あり

空気を循環させるには、基礎の外周部は気密、内部は通気させたいのですが、Rigoloでは外周部はシロアリ返し付きの気密パッキン、内部は通気パッキンを採用しています。
さらに基礎人通口のサイズが一般住宅では幅60cmに対し、Rigoloでは60cm、90cm、120cm、240cmなど幅広い人通口も採用し、空気の動く量が一般の住宅より圧倒的に多く空気の循環が効率的にできるようにしています。

■Rigoloの床下エアコンは暑いときには緊急用の冷房としても使る

Rigoloの床下エアコンは床から少し上がった位置に設置しています。(床上設置型)
この方式のメリットは、冬は床下エアコン暖房として活用できることはもちろん、夏でリビングが暑いときには床上(うえ)エアコンの冷房として利用も可能です。
ただし風の吹き出し位置は低く、冷気は低いところにたまり足が冷えますので、快適さは最上階エアコンのほうが良いです。
外気温35度を超える猛暑日や酷暑日で部屋が暑いときや、人数が集まって人が発熱源になり部屋が暑いときなどに緊急用としてご使用ください。

■エアコン1台で暖房が最も省エネ エコ運転

エアコンは複数台利用するより、1台で稼働させたほうが電力効率が良く経済的になります。
結果光熱費が安くなり経済的です。

■通常の壁掛けエアコンを採用

通常の壁掛けエアコンを採用しているので、エアコン機械が故障して交換する時に、一般のエアコンで交換可能です。
ただし、温度センサー付きワイヤードリモコンの事や、エアコンとの隙間を塞ぐ板の事もありますので、当社にお問い合わせいただくことがオススメです。

■温度センサーの設置位置が重要

ワイヤードリモコン(有線リモコン)を採用しており、ワイヤードリモコン側に温度センサーがあります。
エアコン本体に温度センサーがある場合、部屋が温まる前に暖房が止まってしまうことがありますが、ワイヤードリモコンに温度センサーがあれば室温でエアコンの温度調節が可能になります。

■無垢のフローリング床が利用可能

床ガラリ

温水床暖房や、電熱式床暖房の場合、温度が高いので床暖房対応の床材を選ぶ必要がありますが、床下エアコンは室温とほぼ同じですので使える床材を選びません。
無垢のフローリングなども採用可能です。
また床ガラリは無垢のもの、樹脂のものなどお選びいただけます。

■嫌な風を感じさせないエアコン

空調では風が少ないほうが快適に感じます。
床下エアコンは、ガラリからでる空気には不快な風の勢いを感じず快適な暖房を実現できます。

■2階の各部屋の扉は開けっ放し、閉める?

家じゅうの温度差の少ない空間にする場合は、2階の各部屋の扉は開けておくことがオススメですが、その場合プライバシーの問題が出る場合があります。
そんなときに活躍するのが、Rigoloオリジナルの空気循環システム。
本来は夏の冷房の空気を循環させるためのものですが、扉を閉めた空間に空気を送ることができるため、冬の暖房時でも使用可能です。

■1台で暖房できる家の大きさは?

家の形、基礎の形によりますが、1階の大きさで20坪~23坪程度までは可能です。
総2階建ての場合は40坪程度まで可能です。
エアコンからの距離が遠くなると、熱の伝わりが弱くなります。
そのため平屋で30坪程度の場合は床下エアコンのみでは遠くの部屋が温まりにくくなりますが、Rigoloオリジナルの空気循環システムの床下版を組み入れることで、30坪~35坪程度までの平屋でも対応可能になります。

■床下エアコンのデメリットは?

床下空間も暖房するため、通常の壁掛けエアコンに比べ温める空気の面積が少し増えます。
1部屋だけの暖房を考えるのなら、床下エアコンではなく、壁掛けエアコンのほうが電気代が安くなります。
ただ家じゅうを暖房するばあいは、床下エアコンが有利で、複数台のエアコンを使うより省エネになります。

一つの部屋だけ暖かくするとか、この部屋は涼しくするなどはできません。
家じゅうどこでも温度差の少ない環境になります。

■全館空調を実現する、Rigolo独自の空調システム

Rigoloの家では、「床下エアコン」、「最上階エアコン」、「空気循環システム」、「一種熱交換換気」を組み合わせた、全館空調システムで、快適な住環境を提供しています。
テクノロジーの項目を御覧ください

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