1.マンションの寿命って?
中古マンションを買う人にとってマンションの寿命って気になりますよね?
大雑把にいわれている寿命は60年です。
また構造体は100年以上もつと言われています。
もちろんマンションの質によって変わってきます。
構造寿命より早く寿命を迎えるのは、配管などの老朽化や窓などの老朽化、
時代に合っていない間取りや設備等が主な原因と言われています。
2.築20年ならあと40年以上使えて、価格は新築の半分
もしマンションの寿命が60年なら、築20年で入居すればあと40年使えます。
そして価格は新築マンションの半値程度になっております。
40年使えれば充分というのであれば、中古マンション+リノベーションは
とってもオトクな選択肢だと思います。
3.築何年までならいいのか??
建築基準法が改められたのが、1981年6月(36年前)です。
それより前の建物は古い耐震基準のたてものですので、
その後の建物より地震に対して弱くなります。
確認申請がおわってからマンションが建つまでに時間が掛かりますので
築33年ですと旧耐震基準の建物である可能性が高いです。
できれば1983年以内(築34年以内)の建物がお勧めです。
4.実際のマンション建替えは難しい
マンションの建替えが行われた例は、日本ではとても少ないのが現状です。
建替えには、区分所有者の4分の3以上の合意が必要ですがとてもハードルが高い。
過去に建替えが行われた例は、建て替えにより旧マンションより大規模なマンションが作れるため、現住民の負担が少なく建替えが出来た例が殆どです。